1915年(大正4年)京都の地に創業し、日本で最初に紙クロス(布地のような風合いの紙)の製造に着手し研究と試行錯誤の結果、1917年(大正6年)にようやく国産紙クロスの完成を実現させました。
素材・技術・技法などの製造方法は時代と共に移り変わりはありましたが、紙クロスの他に金銀加工紙・特殊印刷紙・エンボス加工紙を加え、さらに時代の変化に対応すべく、紙のみならず不織布やフィルム等を活用し、新商品の開発に努めてまいりました。その後も蓄積されたノウハウと技法を駆使し、金彩紙(製法特許)を誕生させ、最高級の屏風や、壁装などの芸術的な商品も手がけるようになりました。
また近年では、脈々と受け継がれてきた技術を活かし、取った皮脂が裏面にしみ抜けない「裏面コーティングのあぶらとり紙」の開発に成功。京都の伝統産業技術に付加価値を生み出し続けております。
弊社の紙加工に携わるものは、樹木の命を頂いて仕事をしているということを社員一同が十分に認識し、品物をお使い頂くお客様に「これは値打ちがある」と高く評価して頂ける商品をご提供する事が、私共の使命だと考えております。
京都が誇る伝統産業の「徹底的にこだわり続けるが、その反面なにものにもとらわれない」という精神にのっとり、紙のいのちを大切にした商品造りに努めてまいります。
社名 | 株式会社 彩響舎 |
---|---|
設立 | 1993年10月 |
資本金 | 1,000万円 |
事業内容 | あぶらとり紙・特殊加工紙・シート加工の製造販売 |
代表者名 | 代表取締役 市原 貴生 |
住所 | 京都市南区東九条北松ノ木町6 |
TEL | 075-691-1171 |
FAX | 075-672-5239 |
info@saikyosha.co.jp | |
主要取引先銀行 | 京都銀行 東九条支店 |
1915年 | 創業 |
---|---|
1917年 | 紙クロス開発・製造 |
1950年 | 有限会社 大三紙工社として法人化 |
1983年 | 光沢模様シートの開発 |
1984年 | 金銀紙の特殊加工の開発 |
1989年 | 立体模様金銀紙の開発 |
1993年 | 有限会社 彩響舎 発足 |
1994年 | あぶらとり紙の開発・製造 特許取得 |
1997年 | あぶらとり紙収納ケースの意匠登録 |
2000年 | 株式会社 彩響舎に組織変更 パフで使うあぶらとり紙「Puff de ABURATORI」の開発・実用新案取得 |
2007年 | 竹炭を配合した「黒あぶらとり紙」を開発・製造 |